Special Beauty Japan 2021
スペシャル・ビューティー・ジャパンは、ダウン症・自閉症など知的発達障がいのある若者たちの新しい成長の機会。「自分にはできる」「自分はすばらしい」と気づく場所をみんなで作りあげます。
若者たちが大きな舞台で、たくさんの人たちを前にとびきりのお洒落をし、今の自分を一生懸命表現するこのイベントに、山野美容専門学校の学生たちがボランティア・パートナーとして参加。ヘアメイクも担当し、ともに「できた!」を感じる貴重な機会となっています。
ヘアメイクをとおして、
心がひとつになっていく
スペシャルな経験
ショーのなかでは、華やかな衣装に身を包んだ彼らが、プロのトレーナーの指導のもと、ステージ上でランウェイウォークやアピールコーナー、インタビューなどを披露します。会場に到着した出場者ひとりひとりに学生の担当者(バディ)がつき、華やかな衣装への着替えを手伝ったり、ヘアメイクを施したりします。なかにはコミュニケーションが苦手な若者もいますが、「口紅の色はどうしようか?」「こんなヘアスタイルはどう?」と相談しながら変身していくうちに、互いに打ち解けてワンチームとなっていきます。心をひとつにした経験は、一生忘れられない素敵な思い出となります。
特別ゲストとともに練習の成果を
発表するダンスパフォーマンス
コンテストショーのあとは、ビデオ出演の特別ゲストとともに行うダンスパフォーマンスタイム。早見優さんが歌う「夏色のナンシー」に合わせて、チアダンスのオールスターチーム「KASHIWA GOLDEN HAWKS」と練習を重ねてきたDREAM TEAMのメンバーがチアダンスを踊ります。また、小錦さん&千絵さんご夫妻によるハワイアンソングに合わせて、この日のために結成されたYELLOW TEAMのメンバーがフラダンスを披露。開始直前までバディたちとともに練習してきた成果を発表します。会場中が手拍子と歌声、笑顔にあふれる楽しく明るいステージです。
バディとともに「やり遂げた!」を
喜び合う、最高の表彰式
1日の最後に行われるのは、審査発表と表彰式。LITTLE PRINCE、LITTLE PRINCESS、PRINCE、PRINCESS、MISTER、MISSの6部門の参加者が登壇し、まずはバディからそれぞれのがんばりやキャラクターを表彰するバディ賞と、ガールズたちにはティアラが、ボーイズたちにはメダルが授与されます。そして、ドキドキのグランプリ発表!各部門からひとりずつ選ばれた受賞者には、スペシャル・ビューティー・ジャパン代表のジェイソン・ハンコックさんからオリジナルのたすきがかけられ、大きな拍手に包まれます。受賞者はもちろん、参加者全員が「できた!」という自信にあふれた、笑顔でいっぱいのフィナーレです。