ROSY ESCAPADE / MAGICAL RAINBOW

大沢かおり AFLOAT
Kaori Osawa

大迫杏佳
Kyoka Osako

島村美咲
Misaki Shimamura

大沢かおり AFLOAT
Kaori Osawa

ご担当された作品の感想をうかがえますか。

K 大迫さんのバラをテーマにした作品は、ストレートの黒髪でシックなイメージ。テイストがAFLOATとはまったく異なるものだったので、私もやってみたいという気持ちがありました。また、すべての作品を見たなかで、ストレートのスタイルで全部を仕上げるというのも面白いなと思ったのです。ひとつのヘアスタイルで、いかにストーリーをつなげていくかということに惹かれました。こだわったポイントは、顔につけるバラのバランスやメイクですね。学生さんと一緒に作っていったんですが、ひとりのモデルさんで表現していかなければならないので、どうやって最後、恋に破れたダークなイメージに持っていくかを考えました。髪型はそんなに変わらない分、よけいにメイクを意識したというのはあります。最後には、髪をアシンメトリーになるようにハサミで切って、Loveが崩れていくように作ったのですが、そのストーリーを4パターンのなかでいかにメイクで表現するかに力を入れました。
K 一方、島村さんの「MAGICAL RAINBOW」は、虹色のカラフルな感じがテーマの作品だったので、そのポップさがかわいいなというのが印象的でした。こちらは最初に寒色からスタートして、黄色、オレンジ、赤というように色が入っていって、どんどんポップになっていく作品だったのですが、いかに最初はシンプルな作品にするかということを考えましたね。最後の完成形は見えていても、そこまでの経過のストーリーがあったので、メイクでも、リップの色やラインなど、何から始めるかということまで、けっこう考えたと思います。リップの色ひとつとっても印象が変わってきますし、まったく塗らずにいると全然顔が目立たなくなってしまうので、そこをいかに、ひとつひとつ抜け目なく色を入れていくか。また、2〜3パターン目までは、色を入れても抑えた感じに見えるように気をつけました。 「ROSY ESCAPADE」は自分がいつも手がけているのとは真逆の作品、「MAGICAL RAINBOW」は自分が思い描いていたようなポップな作品という、対比するとかなり異なるふたつの作品だったので、それを同時に作りたかったというのがあります。

レスリーさんが撮影された作品をご覧になっての感想をうかがえますか。

K ……すごかったです。自分の目で見ているのと、画面で見るのとで作品が違いました。絵みたいな感じだったり、雑誌の「VOGUE」を画面で見ているような感じだったりで、不思議でしたね。それが全部同じ印象というわけではなく、作品ごとに違うように見えることにも衝撃を受けました。本当に面白かったです。

大沢さんが美容の道に進まれたきっかけはどんなことでしょうか。

K 髪の毛を変身させるのが好きだったんです。友達や周りの人の髪型でも、「こう変えたらもっとかわいくなるのにな」という思いが自分のなかであって……。それと、ファッションやヘアスタイルを雑誌で見るのが好きだったので、そういうものの最先端のことを学びたくて、上京して美容師になろうと思いました。

山野美容専門学校を選んだ理由はなんですか。

N たくさん人脈を作りたかったんです。人脈というのは、友達ですね。私のときは1学年18クラスあったんです。なので、隣同士のクラスで仲良くなったりというのが、他の学校に比べて多かったのかなと思います。今でも学生時代の同期と連絡を取ったりしていますし、美容師をやっている友達も、他の子に比べたら多いかもと思います。あとは、山野美容専門学校ではメイクやネイル、まつげのエクステなど、いろいろな技術を学べたので。学校自体が有名だったというのもありますね。

学生時代の思い出をうかがえますか。

K 今振り返ると、先生がすごかったなと思います。有名な大学から講師としていらしたりとか。本当にすごいことだと思います。今回のレスリーさんとの撮影もそうですが、ここにいるからこそできる学びというか、他の専門学校とは違う、山野美容専門学校だからこそ偉人と出会えたり、一緒に仕事ができたりという機会がありましたので、それが思い出かなと思います。

普段、お仕事をするうえで大事にされていることはなんですか。

K いろいろありますが、スタッフ同士のコミュニケーション、やりとりを考えているというのは、いちばんにあるかもしれないですね。お店の空気がいいと、それがお客様に伝わることも、けっこうあると思うので。お客様からよく「仲がいいサロンだね」と言われるというのもありますが、やはりサロン内の空気があまり良くないと、それがお客様に伝わりますから。「そういうサロンは苦手」とおっしゃるお客様もいらっしゃいますし。あとは自分が先輩を見ていても、サロン内のみんなが仲がいいほうが、後輩たちものびのび仕事をしやすいのかなって。もちろんちゃんと言うべきときは言いますし、当然、お客様も大切なんですけど。結局、サロンの空気がいいことは、お客様にとってもいいことだと思っています。

美容に携わる人として、これからどんなふうに活動していきたいと考えていらっしゃいますか。

K 売上や技術面でも、トップレベルに達したいなと思っています。もともとトップを狙いたいタイプでしたから(笑)。技術面ではデザインですね。自分が作ったデザイン──シルエットもそうですし、カラーリングだったりも、見て欲しいというか。「かわいい!」と思える自分のスタイルを作りたいというのと、「かわいい!」とみなさんに思ってもらえるスタイルを作れるような美容師になりたいなというのは常に思っていますね。

最後に、美容業界を志す後輩たちに一言いただけますか。

K 友達とか、誰とでも仲良くして、人脈を作ったほうがいいのかなと思います。相談にのってもらったりもそうですけど、友達が成功したときは経験談を直接、近い目線で聞けたりもするので、勉強になります。若いうちももちろんそうですが、就職したり、別の道に行ってバラバラになっても、友達がいたら話を聞けますしね。切磋琢磨できる関係の人がたくさんいるといいと思います。

※タイトルからそれぞれのインタビューをご覧いただけます